“腫瘤”の読み方と例文
読み方割合
こぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でもな、眞實ほんたう小額こびたひところ雛鷄ひよっこのお睾丸程きんたまほどおほきな腫瘤こぶ出來できましたぞや、あぶないことよの、それできつ啼入なきいらッしゃった。
早速右の肩がこぶの様にれ上がる。明くる日は左の肩を使ふ。左は勝手が悪いが、痛い右よりまだましと、左を使ふ。直ぐ左の肩が腫れる。両肩の腫瘤こぶで人間の駱駝が出来る。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
早速右の肩がこぶの様にれ上がる。明くる日は左の肩を使う。左は勝手かってが悪いが、痛い右よりまだましと、左を使う。直ぐ左の肩が腫れる。両肩りょうかた腫瘤こぶで人間の駱駝が出来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)