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卻
ふりがな文庫
“卻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しりぞ
87.0%
かえ
4.3%
かへ
4.3%
しりぞく
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しりぞ
(逆引き)
〔評〕三條公の筑前に在る、或る人其の
旅況
(
りよきやう
)
の
無聊
(
むれう
)
を
察
(
さつ
)
して美女を進む、公之を
卻
(
しりぞ
)
く。某氏
宴
(
えん
)
を
開
(
ひら
)
いて女
樂
(
がく
)
を
設
(
まう
)
く、公
怫
(
ふつ
)
然として去れり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
卻(しりぞ)の例文をもっと
(20作品)
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かえ
(逆引き)
南方先生若い盛りに
黒奴
(
くろんぼ
)
女の
夜這
(
よば
)
いを
叱
(
しか
)
り
卻
(
かえ
)
したに次いで豪い(『別訳雑阿含経』巻二十、南方先生
已下
(
いか
)
は
拙
(
やつがれ
)
の手製)。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
卻(かえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かへ
(逆引き)
「お竹倉」は勿論その頃には
厳
(
いかめ
)
しい陸軍被服廠や両国駅に変つてゐた。けれども震災後の
今日
(
こんにち
)
を思へば、——「
卻
(
かへ
)
つて
并州
(
へいしう
)
を望めば
是
(
これ
)
故郷」
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
卻(かへ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しりぞく
(逆引き)
貴方がそんなに
念
(
おも
)
うて、毎々お訪ね下さると思や、私も実に嬉いで、折角の御好意をな、どうか
卻
(
しりぞく
)
るやうな、失敬なことは決して言ひたうはないんじや、言ふのはお為を念ふからで
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
卻(しりぞく)の例文をもっと
(1作品)
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卻
漢検1級
部首:⼙
9画
“卻”を含む語句
卻含
卻回
売卻
御卻
瞎卻
閑卻
“卻”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
柴田宵曲
尾崎紅葉
アリギエリ・ダンテ
ヴィクトル・ユゴー
佐々木邦
小島烏水
南方熊楠
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外