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稚木
ふりがな文庫
“稚木”の読み方と例文
読み方
割合
わかぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わかぎ
(逆引き)
樺の木の葉はいちじるしく光沢は
褪
(
さ
)
めていてもさすがになお青かッた、がただそちこちに立つ
稚木
(
わかぎ
)
のみはすべて赤くも黄ろくも色づいて
あいびき
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
毒々しい触手を伸ばした
羊歯
(
しだ
)
類。巨大な白星海芋。汁気の多い
稚木
(
わかぎ
)
の茎は、斧の一振でサクリと気持よく切れるが、しなやかな古枝は中々巧く切れない。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
みんなは
稚木
(
わかぎ
)
の藪の中へ犬を追いこんで、角笛を吹いたり、大聲で呼んだりした。そしてしまいに、犬が森じゅう隈なく探しまわったことを確認した時、がっかりしてもどって來た。
ユダヤ人のブナの木:山深きヴェストファーレンの風俗画
(旧字新仮名)
/
ドロステ=ヒュルスホフアネッテ・フォン
(著)
稚木(わかぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“稚”で始まる語句
稚
稚児
稚子
稚気
稚兒
稚拙
稚内
稚児髷
稚心
稚児輪
“稚木”のふりがなが多い著者
ドロステ=ヒュルスホフアネッテ・フォン
イワン・ツルゲーネフ
二葉亭四迷
小島烏水
中島敦