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粗
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ほぼ
ふりがな文庫
“
粗
(
ほぼ
)” の例文
日蓮世間の体を見て、
粗
(
ほぼ
)
一切経を勘ふるに、道理文証之を得了んぬ。終に止むなく勘文一通を造りなして、其の名を立正安国論と号す。
学生と先哲:――予言僧日蓮――
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
左内つらつら
一五七
夜もすがらの事をおもひて、かの句を案ずるに、
百姓
(
ひやくせい
)
家に
帰
(
き
)
すの句、
一五八
粗
(
ほぼ
)
其の
意
(
こころ
)
を得て、ふかくここに
一五九
信
(
しん
)
を
発
(
おこ
)
す。まことに
一六〇
瑞草
(
ずいさう
)
の瑞あるかな。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
その
声音
(
こわね
)
の
可愁
(
うれはし
)
き底には
情
(
なさけ
)
も
籠
(
こも
)
れりと聞えぬ。貫一は
粗
(
ほぼ
)
彼の意を
暁
(
さと
)
れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“粗”の解説
魚肉の部位
粗(あら)は、魚の下ろし身を取った後に残る頭部、骨、エラ、ヒレやそれらに付着した肉である。通常は「魚のアラ」と呼ばれ、食材となる。
魚類であるサメのヒレは、ふかひれがメインの利用目的であり、アラとは呼ばない。
(出典:Wikipedia)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
“粗”を含む語句
粗忽
粗暴
粗々
粗略
粗雑
粗野
粗木
粗布
粗造
粗剛
粗末
粗相
粗匇
粗鬆
粗羅紗
粗朶
粗笨
粗漏
粗壁
粗忽者
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