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むな
ふりがな文庫
“むな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ムナ
語句
割合
空
79.0%
虚
10.5%
胸
8.7%
曠
1.1%
亡
0.4%
耗
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空
(逆引き)
松向寺殿の御居城
八代
(
やつしろ
)
に相詰め候事と相成り、あまつさえ殿御上京の御供にさえ
召具
(
めしぐ
)
せられ、繁務に
逐
(
お
)
われ、
空
(
むな
)
しく月日を相送り候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
むな(空)の例文をもっと
(50作品+)
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虚
(逆引き)
太陽はぎらぎら輝きながら、
虚
(
むな
)
しい速度で回転していた。その大空の何処かを、鋭く風を切って、飛行機が近づいて来る
気配
(
けはい
)
があった。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
むな(虚)の例文をもっと
(47作品)
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胸
(逆引き)
神将は手に
三叉
(
みつまた
)
の
戟
(
ほこ
)
を持っていましたが、いきなりその戟の
切先
(
きっさき
)
を杜子春の
胸
(
むな
)
もとへ向けながら、眼を
嗔
(
いか
)
らせて叱りつけるのを聞けば
杜子春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
むな(胸)の例文をもっと
(39作品)
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▼ すべて表示
曠
(逆引き)
二十五年第四高等中学校教授ニ任ゼラレ、以テ今ニ至ル。余ヤ
菲才
(
ひさい
)
浅学ニシテ府県ニ文部省ニ奉職シ育英ノ任ニ
叨
(
むさぼ
)
リ、
尺寸
(
せきすん
)
ノ功ナク、常ニソノ職ヲ
曠
(
むな
)
シクセシコトヲ
羞
(
はず
)
ル
耳
(
のみ
)
。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
むな(曠)の例文をもっと
(5作品)
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亡
(逆引き)
ただ一人遺っていた太郎坊は二人の間の秘密をも
悉
(
くわ
)
しく知っていたが、それも今
亡
(
むな
)
しくなってしまった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
むな(亡)の例文をもっと
(2作品)
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耗
(逆引き)
試みに見よ、方今、天下の形勢、文明はその名あれどもいまだその実を見ず、外の形は備われども内の精神は
耗
(
むな
)
し。今のわが海陸軍をもって西洋諸国の兵と戦うべきや、けっして戦うべからず。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
むな(耗)の例文をもっと
(1作品)
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