“亡(むな)” の例文
起(おこ)さんと志ざし牛馬に等(ひと)しき荒稼(あらかせ)ぎして勵(はげ)めども元より母は多病(たびやう)にて始終(しじう)名醫にも掛しかど終に養生(やうじやう)叶(かな)はず亡(むな)しく成しが其入費(いりめ)多分有る所へ又叔母を養(やしな)ひ妻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ただ一人遺っていた太郎坊は二人の間の秘密をも悉(くわ)しく知っていたが、それも今亡(むな)しくなってしまった。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)