“多病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たびやう50.0%
たびょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おこさんと志ざし牛馬にひとしき荒稼あらかせぎしてはげめども元より母は多病たびやうにて始終しじう名醫にも掛しかど終に養生やうじやうかなはずむなしく成しが其入費いりめ多分有る所へ又叔母をやしなひ妻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以て家督かとくに仕つり候儀を右兩人の者共不得心ふとくしんにて藤五郎弟藤三郎を嫡子ちやくしに立てべきむね主人へ度々相勸あひすゝめ候得共藤三郎儀は未だ幼少えうせうと申し其上多病たびやううまれ付に御座候ゆゑ主人主税之助承知しようち仕つらず候を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
 年来ねんらい 多病たびょうにして前因ぜんいんを感じ
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)