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石火
ふりがな文庫
“石火”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せっか
85.7%
いしび
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっか
(逆引き)
といってその
胸
(
むな
)
もとへ、
石火
(
せっか
)
にのびてきた
朱柄
(
あかえ
)
の
槍
(
やり
)
の
石突
(
いしづ
)
きは、かれの大刀が相手の身にふれぬうちに、かれの
肋骨
(
あばら
)
の下を
見舞
(
みま
)
った。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
次郎は、絶望の目をあげて、天上の小さな月を
一瞥
(
いちべつ
)
しながら、太刀を両手にかまえたまま、兄の事や
沙金
(
しゃきん
)
の事を、一度に
石火
(
せっか
)
のごとく、思い浮かべた。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
石火(せっか)の例文をもっと
(6作品)
見る
いしび
(逆引き)
いまから考へると多分の
嫉妬
(
しっと
)
もあつたやうに思ふ。さういふ
険
(
けわ
)
しい
石火
(
いしび
)
を
截
(
き
)
り合つて、そこの
裂目
(
さけめ
)
から
汲
(
く
)
まれる案外甘い情感の滴り——その
嗜慾
(
しよく
)
に雪子は魅惑を感じた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
石火(いしび)の例文をもっと
(1作品)
見る
“石火”の意味
《名詞》
石火(せっか)
火打石を打つことで出る火。
一瞬の間や動作。
(出典:Wiktionary)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“石火”で始まる語句
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石火箭
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“石火”のふりがなが多い著者
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吉川英治
岡本かの子
芥川竜之介