“かく/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赫々42.9%
斯々35.7%
云々7.1%
咯々7.1%
斯〻7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛国家の心霊を鼓舞して、天下蒼生の為に、赫々かく/\たる功業を奏せしむるものもこの熱意なり。忠臣君の為に死し、孝子親の為に苦しむも、この熱意あればなり。
熱意 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
長二もかねおりもあらば和尚にだけは身の上の一伍一什いちぶしじゅうを打明けようと思って居りました所でございますから、幸いのことと、自分は斯々かく/\棄児すてごにて
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
呼入よびいれ今の次第和吉が來りし事よりして斷りたるは癲癇てんかんと云ふらしたる元益が所爲しわざよること是はまた家主庄兵衞が戀慕れんぼに出で云々かく/\なりし一一什しじふ委敷くはしくかたるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ゆるさうして如何だと再度ふたゝびとはれ今はつゝみもならざれば自己おのれは本町小西屋の召仕めしつかひなることより婚姻とまできまりしが今朝こんてう箇樣々々かやう/\醫師いし來りて大藤の娘お光は云々かく/\と云たりしに主個あるじ長左衞門は大きに驚きすぐ管伴ばんたうの忠兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
青門老圃らうほひとり一室の中に坐し、冥思めいし遐捜かさうす、両頬せきを発し火の如く、喉間こうかん咯々かく/\声あるに至る、稿をしょくし日を積まざれば出でず、思を構ふるの時にあたつて大苦あるものの如し、既に来れば則ち大喜
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
斯〻かく/\の次第と涙の繰言くりごとに歯を喰ひしばつて口惜くやしがつたが、これもみな、新八、太七の類が為せしわざ、ようし、斯うなつたら幼しと雖も我も釜貞の倅だ、虹蓋位の手口が判らずにくものかと
名工出世譚 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)