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赫々
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かく/\
ふりがな文庫
“
赫々
(
かく/\
)” の例文
勿論
(
もちろん
)
、
今
(
いま
)
の
境涯
(
きやうがい
)
とて
决
(
けつ
)
して
平和
(
へいわ
)
な
境涯
(
きやうがい
)
ではないが、すでに
腹
(
はら
)
に
充分
(
じゆうぶん
)
の
力
(
ちから
)
があるので、
※
(
すぐ
)
る
日
(
ひ
)
よりは
餘程
(
よほど
)
元氣
(
げんき
)
もよく、
赫々
(
かく/\
)
たる
熱光
(
ねつくわう
)
の
下
(
した
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
愛国家の心霊を鼓舞して、天下蒼生の為に、
赫々
(
かく/\
)
たる功業を奏せしむるものもこの熱意なり。忠臣君の為に死し、孝子親の為に苦しむも、この熱意あればなり。
熱意
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
是則
(
これすなはち
)
生
(
いきて
)
は
形
(
かたち
)
を以て
運
(
めぐ
)
り、
死
(
しゝ
)
ては
神
(
たましひ
)
を以て
運
(
めぐる
)
ゆゑなりとかや。(文海披沙の説)菅神も此
論
(
ろん
)
に近し。
逃入村
(
にごろむら
)
の事を以ても千年にちかき
神灵
(
しんれい
)
の
赫々
(
かく/\
)
たること
仰
(
あふ
)
ぐべし
敬
(
うやま
)
ふべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その満足を理解して呉れるものは三千代丈であつた。三千代以外には、
父
(
ちゝ
)
も
兄
(
あに
)
も社会も人間も悉く
敵
(
てき
)
であつた。彼等は
赫々
(
かく/\
)
たる
炎火
(
えんくわ
)
の
裡
(
うち
)
に、
二人
(
ふたり
)
を
包
(
つゝ
)
んで
焼
(
や
)
き
殺
(
ころ
)
さうとしてゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
頓
(
やが
)
て
雨
(
あめ
)
が
全
(
まつた
)
く
霽
(
は
)
れると
共
(
とも
)
に、
今度
(
こんど
)
は
赫々
(
かく/\
)
たる
太陽
(
たいよう
)
は、
射
(
い
)
る
如
(
ごと
)
く
吾等
(
われら
)
の
上
(
うへ
)
を
照
(
てら
)
して
來
(
き
)
た。
印度洋
(
インドやう
)
中
(
ちう
)
雨後
(
うご
)
の
光線
(
くわうせん
)
はまた
格別
(
かくべつ
)
で、
私
(
わたくし
)
は
炒
(
い
)
り
殺
(
ころ
)
されるかと
思
(
おも
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
是則
(
これすなはち
)
生
(
いきて
)
は
形
(
かたち
)
を以て
運
(
めぐ
)
り、
死
(
しゝ
)
ては
神
(
たましひ
)
を以て
運
(
めぐる
)
ゆゑなりとかや。(文海披沙の説)菅神も此
論
(
ろん
)
に近し。
逃入村
(
にごろむら
)
の事を以ても千年にちかき
神灵
(
しんれい
)
の
赫々
(
かく/\
)
たること
仰
(
あふ
)
ぐべし
敬
(
うやま
)
ふべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
この家近き頃までは、全村の旧家として勢威
赫々
(
かく/\
)
として犯すべからざるものありて存せり。然れども是れ山間の一小村にして、四囲
層巒
(
そうらん
)
を以て
繞
(
めぐ
)
らし、自然に他村と相隔絶したるの致せしのみ。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
○同年閏十月十九日大政□臣を
贈
(
おく
)
らる。しかれば此 御神の御位は正一位大政□臣としるべし。
後年
(
こうねん
)
屡
(
しば/\
)
神灵
(
しんれい
)
の
赫々
(
かく/\
)
たる
徴
(
しるし
)
ありしによりて、 天満宮、或 自在天神の
贈称
(
さうしよう
)
あり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此
(
この
)
軍艦
(
ふね
)
、
排水
(
はいすい
)
噸數
(
とんすう
)
二千七百ばかり、
二本
(
にほん
)
烟筒
(
ゑんとう
)
の
極
(
きは
)
めて
壯麗
(
さうれい
)
なる
裝甲巡洋艦
(
さうかうじゆんやうかん
)
である。
今
(
いま
)
しも
波浪
(
なみ
)
に
揉
(
も
)
まれて、
此方
(
こなた
)
に
廻
(
まは
)
りし
其
(
その
)
艦尾
(
かんび
)
には、
赫々
(
かく/\
)
たる
日輪
(
にちりん
)
に
照
(
てら
)
されて「日の出」の三
字
(
じ
)
が
鮮
(
あざや
)
かに
讀
(
よ
)
まれた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
○同年閏十月十九日大政□臣を
贈
(
おく
)
らる。しかれば此 御神の御位は正一位大政□臣としるべし。
後年
(
こうねん
)
屡
(
しば/\
)
神灵
(
しんれい
)
の
赫々
(
かく/\
)
たる
徴
(
しるし
)
ありしによりて、 天満宮、或 自在天神の
贈称
(
さうしよう
)
あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
赫
漢検準1級
部首:⾚
14画
々
3画
“赫々”で始まる語句
赫々邦家新