“葉石”の読み方と例文
読み方割合
はいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窮厄きゅうやくにおりながら、いわゆる喉元のどもと過ぎて、熱さを忘るるのならい、たてや血気の壮士は言うもさらなり、重井おもい葉石はいし新井あらい稲垣いながきの諸氏までも
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
重井おもい葉石はいし古井ふるいらの諸氏が名古屋より到着のはずなりければ、さきに着阪ちゃくはんせる同志と共に停車場ステーションまで出迎えしに、間もなく到着して妾らより贈れる花束を受け
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
葉石はいしとの関係につきより正式の申し込みあり、葉石よりも直接に旧情を温めたきむね申し来るなど、心も心ならざるより、東京なる重井おもいかんしてその承諾を受け
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)