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かげぐち
ふりがな文庫
“かげぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蔭口
65.3%
陰口
24.5%
影口
8.2%
後評
2.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔭口
(逆引き)
などと、美奈子の心を察するように、忠勤ぶった
蔭口
(
かげぐち
)
を利く時などには、美奈子は、その女中をそれとなく
窘
(
たしな
)
めるのが常だった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
かげぐち(蔭口)の例文をもっと
(32作品)
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陰口
(逆引き)
ところが、どこから聞いて来たか、平太と郎党の木工助が、夜明け方、
廐
(
うまや
)
の蔭で、しきりと、わたくしの
陰口
(
かげぐち
)
をきいているではございませんか。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かげぐち(陰口)の例文をもっと
(12作品)
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影口
(逆引き)
後家という者はいつの世でも兎角人に
影口
(
かげぐち
)
言れ勝の、割の悪いものだから、勝気の祖母はこれが悔しくて
堪
(
たま
)
らない。それで、何の、女でこそあれ、と気を張る。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
かげぐち(影口)の例文をもっと
(4作品)
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後評
(逆引き)
別世界は別世界相応の
話柄
(
はなし
)
の種も尽きぬものか、
朋輩
(
ほうばい
)
の
悪評
(
わるくち
)
が手始めで、内所の
後評
(
かげぐち
)
、
廓内
(
くるわ
)
の評判、検査場で見た
他楼
(
よそ
)
の花魁の
美醜
(
よしあし
)
、検査医の男振りまで評し尽して、
後連
(
あとれん
)
とさし代われば
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
かげぐち(後評)の例文をもっと
(1作品)
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“かげぐち”の意味
《名詞》
当人がいない所で言う悪口。
(出典:Wiktionary)