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陰口
ふりがな文庫
“陰口”の読み方と例文
読み方
割合
かげぐち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげぐち
(逆引き)
こんなお
陰口
(
かげぐち
)
も言いながら似合わしい第二の夫人のお取り持ちをしようとする人たちも相当多いのであるが、宮は耳をお傾けにならなかった。
源氏物語:47 橋姫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ところが、どこから聞いて来たか、平太と郎党の木工助が、夜明け方、
廐
(
うまや
)
の蔭で、しきりと、わたくしの
陰口
(
かげぐち
)
をきいているではございませんか。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陰口
(
かげぐち
)
をいう者の人格の
下劣
(
げれつ
)
にして、
些
(
いささか
)
の
俸禄
(
ほうろく
)
のために心の独立を失い、口に言わんと欲することを
得
(
え
)
言わず、はなはだしきは心に思わんと欲することさえも、まったく思わず
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
陰口(かげぐち)の例文をもっと
(12作品)
見る
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“陰”で始まる語句
陰
陰鬱
陰影
陰気
陰翳
陰陽師
陰氣
陰陽
陰欝
陰々
“陰口”のふりがなが多い著者
紫式部
水野仙子
新渡戸稲造
吉川英治
長塚節
岡本綺堂