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下劣
ふりがな文庫
“下劣”の読み方と例文
読み方
割合
げれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げれつ
(逆引き)
「
不可
(
いか
)
ん、
不可
(
いか
)
ん、
下劣
(
げれつ
)
の
極
(
きよく
)
だ」と先生が
忽
(
たちま
)
ち
苦
(
にが
)
い顔をした。その云ひ方が
如何
(
いか
)
にも下劣らしいので、三四郎と美禰子は一度に笑ひ
出
(
だ
)
した。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぼくは
下劣
(
げれつ
)
に
流布
(
るふ
)
されているぼく達の交友が、ここでもストイックの彼に、
誤解
(
ごかい
)
されてはと「実は変にとられたら困るけれど」と前置きすれば
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
巌の
憤怒
(
ふんぬ
)
は絶頂に達した、およそ学生の喧嘩は双方木剣をもって戦うことを第一とし、格闘を第二とする、
刀刃
(
とうじん
)
や銃器をもってすることは
下劣
(
げれつ
)
であり
醜悪
(
しゅうあく
)
であり
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
下劣(げれつ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“下劣”の意味
《名詞》
下劣(げれつ)
人柄などが卑しく劣っていること。また、そのようなさま。下品。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
劣
常用漢字
中学
部首:⼒
6画
“下劣”で始まる語句
下劣漢
下劣詩魔
検索の候補
下劣漢
下劣詩魔
下智劣根
“下劣”のふりがなが多い著者
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金子ふみ子
田中英光
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夏目漱石
新美南吉