“みはり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見張66.7%
三張11.1%
検見張5.6%
監督5.6%
監視5.6%
看護5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖母はその間にはばかりへゆくふりをして、すっかり家中うちじゅうを見てきた。外に見張みはりが一人いるのが蔵の二階の窓から月の光りで見えた。
蚊帳は自分のと下女のと別当のと三張みはり買った。その時も爺さんが問うた。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
彼は、役目上、役宅のうちから、領土の検見張みはりだの、京都との往復の文書だの、政治上の大事な書類などを、死んでもかつぎ出さなければならなかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いかつい舅の顔は赫つと朱をそそぎ、両の眼が怪しくきらめいた。「父親がわが監督みはりをせずに誰がするのぢや!」
幾月いくつきかをすごうちに、てき監視みはりもだんだんうすらぎましたので、わたくし三崎みさきみなとからとおくもない、諸磯もろいそもう漁村ぎょそんほうてまいりましたが
看護みはりの者がべそを掻いたやうな顔をして