“幾月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いくつき93.3%
いくげつ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾月いくつきかをすごうちに、てき監視みはりもだんだんうすらぎましたので、わたくし三崎みさきみなとからとおくもない、諸磯もろいそもう漁村ぎょそんほうてまいりましたが
幾月いくつきたないで、正月をその場末のカフェーでむかえると、また、私は三度目の花嫁はなよめとなっていまの与一と連れ添い
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
ああ、この偽瞞ぎまんにみちたインチキ日光に、青年は幾日幾月いくげつを憧れたことだったろう。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)