“かんとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
監督63.9%
感得22.2%
勘得2.8%
奸慝2.8%
簡牘2.8%
観得2.8%
韓徳2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある日、梅田新道うめだしんみちにある柳吉の店の前を通り掛ると、厚子あつしを着た柳吉が丁稚でっち相手に地方送りの荷造りを監督かんとくしていた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
そこは監督かんとく神様達かみさまたちもおをきかせて、あちらをいて、素知そしらぬかおをしてられました。
「そうですか。いや、さよなら」大学士だいがくしは、またいそがしそうに、あちこち歩きまわって監督かんとくをはじめました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
実際にその咲いている花に対せば淡粧たんしょう美人のごとく、実にその艶美えんび感得かんとくせねばかない的のものである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
われまた其夜そのよ思寝おもひね和韻わゐんの一をすら/\と感得かんとくして、先生のみか世人よのひとおどろかすもやすかるべしと
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
「天授の槍法を感得かんとくしたのだ。これでわしも初めて安心した。さらば、永く別れねばならぬ。めいを愛し、国に報ぜよ」
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いよいよとなってこうして町を歩きながら考えると、ハテどこへ旅立ったものやら、いっこうに勘得かんとくがつかない。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
其の奸慝かんとくを察し、孤寡こくわあはれみ、強梗きやうかうくじくは、即ち是れ三徳の實事なり。
勲名 簡牘かんとくに照る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
このうちから東洋にのみあって、西洋の美術には見出しべからざる特長とくちょう観得かんとくする事が出来るならば、たといその特長が全体にわたらざる一種の風致ふうちにせよ、観得しただけそれだけその人の過去を偉大ならしむる訳である。
『東洋美術図譜』 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
夏侯楙かこうもは、韓徳かんとくを呼んだ。これはこんど魏軍が長安を本営としてから、西涼の羗兵きょうへい八万騎をひきいて、なにか一手勲ひとてがらせんと、参加した外郭軍がいかくぐんの大将だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)