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かんづ
ふりがな文庫
“かんづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鑵詰
33.3%
感得
11.1%
勘付
11.1%
勘附
11.1%
感付
11.1%
疳付
11.1%
缶詰
11.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鑵詰
(逆引き)
これは
鹽燒
(
しほや
)
き、てんぷら、
煮
(
に
)
つけ、
刺
(
さ
)
し
身
(
み
)
などになり、
鑵詰
(
かんづ
)
めにあきた
登山者
(
とざんしや
)
にとつて
何
(
なに
)
よりの
珍味
(
ちんみ
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
かんづ(鑵詰)の例文をもっと
(3作品)
見る
感得
(逆引き)
しかし、言葉を交して居るうちに、次第に丑松は
斯人
(
このひと
)
の
堅実
(
たしか
)
な、引締つた、どうやら底の知れないところもある性質を
感得
(
かんづ
)
くやうに成つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
思へば人の知らない
悲哀
(
かなしみ
)
を胸に湛へて居るのに相違ない。
尤
(
もつと
)
も、自分は偶然なことからして、斯ういふ丑松の秘密を
感得
(
かんづ
)
いた。しかも其はつい近頃のことで有ると言出した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
かんづ(感得)の例文をもっと
(1作品)
見る
勘付
(逆引き)
(何もかもお里は
勘付
(
かんづ
)
いてゐる)
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
かんづ(勘付)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
勘附
(逆引き)
節子には、着物を失った淋しさの他に、もし
此
(
こ
)
の事が母に
勘附
(
かんづ
)
かれたらどうしようという恐ろしい不安もあった。二、三度、母に対して苦しい言いのがれをした事もあった。
花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
かんづ(勘附)の例文をもっと
(1作品)
見る
感付
(逆引き)
思
(
おも
)
い
切
(
き
)
って
私
(
わたくし
)
はここに
懺悔
(
ざんげ
)
しますが、
四辺
(
あたり
)
に
神
(
かみ
)
さん
達
(
たち
)
の
眼
(
め
)
が
見張
(
みは
)
っていないと
感付
(
かんづ
)
いた
時
(
とき
)
に、
私
(
わたくし
)
の
心
(
こころ
)
が
急
(
きゅう
)
にむらむらとあらぬ
方向
(
ほうこう
)
へ
引
(
ひ
)
きづられて
行
(
い
)
ったことは
事実
(
じじつ
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
かんづ(感付)の例文をもっと
(1作品)
見る
疳付
(逆引き)
彼の口元をちょっと
眺
(
なが
)
めた時、私はまた何か出て来るなとすぐ
疳付
(
かんづ
)
いたのですが、それがはたして
何
(
なん
)
の準備なのか、私の予覚はまるでなかったのです。だから驚いたのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かんづ(疳付)の例文をもっと
(1作品)
見る
缶詰
(逆引き)
咄喊
(
とっかん
)
はこのよくせきを
煎
(
せん
)
じ詰めて、煮詰めて、
缶詰
(
かんづ
)
めにした声である。死ぬか生きるか
娑婆
(
しゃば
)
か地獄かと云う
際
(
きわ
)
どい
針線
(
はりがね
)
の上に立って
身
(
み
)
震
(
ぶる
)
いをするとき自然と
横膈膜
(
おうかくまく
)
の底から
湧
(
わ
)
き上がる至誠の声である。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かんづ(缶詰)の例文をもっと
(1作品)
見る
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