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感得
ふりがな文庫
“感得”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんとく
88.9%
かんづ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんとく
(逆引き)
これを
拙
(
つたな
)
い筆で描くよりは、世の親たる人たちの想像にまかせたほうが、はるかにその真実を
感得
(
かんとく
)
することができよう。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実際にその咲いている花に対せば
淡粧
(
たんしょう
)
美人のごとく、実にその
艶美
(
えんび
)
を
感得
(
かんとく
)
せねば
措
(
お
)
かない的のものである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
感得(かんとく)の例文をもっと
(8作品)
見る
かんづ
(逆引き)
しかし、言葉を交して居るうちに、次第に丑松は
斯人
(
このひと
)
の
堅実
(
たしか
)
な、引締つた、どうやら底の知れないところもある性質を
感得
(
かんづ
)
くやうに成つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
思へば人の知らない
悲哀
(
かなしみ
)
を胸に湛へて居るのに相違ない。
尤
(
もつと
)
も、自分は偶然なことからして、斯ういふ丑松の秘密を
感得
(
かんづ
)
いた。しかも其はつい近頃のことで有ると言出した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
感得(かんづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“感得”の意味
《名詞》
感 得(かんとく)
道理を深く感じ、会得すること。
(出典:Wiktionary)
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“感得”で始まる語句
感得主義
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