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斯人
ふりがな文庫
“斯人”の読み方と例文
読み方
割合
このひと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このひと
(逆引き)
しかし、言葉を交して居るうちに、次第に丑松は
斯人
(
このひと
)
の
堅実
(
たしか
)
な、引締つた、どうやら底の知れないところもある性質を
感得
(
かんづ
)
くやうに成つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
そして
斯人
(
このひと
)
、今わたくしを
瞻
(
みは
)
っているこの立像の
主
(
あるじ
)
は、
嘗
(
かつ
)
て、わたくしのこの上もない心の友だったのです。陰惨事
繁
(
しげ
)
き今の時代には、その
情
(
なさけ
)
はまた是非わたくしに必要なものであったのです。
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
丁度その二本榎に、若い
未亡人
(
ごけさん
)
の
家
(
うち
)
があつて、
斯人
(
このひと
)
は真宗に熱心な、教育のある女でしたから、和尚さんも
法話
(
はなし
)
を頼まれて行き/\しましたよ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
斯人(このひと)の例文をもっと
(2作品)
見る
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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斯
斯様
斯道
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フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
島崎藤村