“法話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなし50.0%
おはなし25.0%
ほふわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度その二本榎に、若い未亡人ごけさんうちがあつて、斯人このひとは真宗に熱心な、教育のある女でしたから、和尚さんも法話はなしを頼まれて行き/\しましたよ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
有難い法話おはなしを聞かせていただきたいものじゃと申しまするので。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やゝとき乘客じようかくは、活佛くわつぶつ——いまあらたにおもへる——の周圍しうゐあつまりて、一條いちでう法話ほふわかむことをこひねがへり。やうや健康けんかう囘復くわいふくしたる法華僧ほつけそうは、よろこんでこれだくし、打咳うちしはぶきつゝ語出かたりいだしぬ。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)