トップ
>
感得
>
かんづ
ふりがな文庫
“
感得
(
かんづ
)” の例文
しかし、言葉を交して居るうちに、次第に丑松は
斯人
(
このひと
)
の
堅実
(
たしか
)
な、引締つた、どうやら底の知れないところもある性質を
感得
(
かんづ
)
くやうに成つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
思へば人の知らない
悲哀
(
かなしみ
)
を胸に湛へて居るのに相違ない。
尤
(
もつと
)
も、自分は偶然なことからして、斯ういふ丑松の秘密を
感得
(
かんづ
)
いた。しかも其はつい近頃のことで有ると言出した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“感得”の意味
《名詞》
感 得(かんとく)
道理を深く感じ、会得すること。
(出典:Wiktionary)
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“感得”で始まる語句
感得主義