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艶美
ふりがな文庫
“艶美”の読み方と例文
読み方
割合
えんび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんび
(逆引き)
色鍋島の
絢爛
(
けんらん
)
艶美
(
えんび
)
な
彫琢
(
ちょうたく
)
と若々しい光彩の
漲
(
みなぎ
)
った名品が、この老いほうけた久米一の指から生れて、他の若い
細工人
(
さいくにん
)
の手からは作り得なかった。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後に残した華やかな客間を、心の中で
唾棄
(
だき
)
した。夫人の
艶美
(
えんび
)
な微笑も
蜜
(
みつ
)
のような言葉も、今は
空
(
くう
)
の空なることを知った。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
実際にその咲いている花に対せば
淡粧
(
たんしょう
)
美人のごとく、実にその
艶美
(
えんび
)
を
感得
(
かんとく
)
せねば
措
(
お
)
かない的のものである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
艶美(えんび)の例文をもっと
(5作品)
見る
“艶美”の意味
《名詞》
艶やかで美しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
“艶”で始まる語句
艶
艶々
艶麗
艶書
艶冶
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艶然
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“艶美”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
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吉川英治