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『『東洋美術図譜』』
ふりがな文庫
『
『東洋美術図譜』
(
『とうようびじゅつずふ』
)
』
偉大なる過去を背景に持っている国民は勢いのある親分を控えた個人と同じ事で、何かに付けて心丈夫である。あるときはこの自覚のために驕慢の念を起して、当面の務を怠ったり未来の計を忘れて、落ち付いている割に意気地がなくなる恐れはあるが、成上りものの …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
眩
(
まば
)
優
(
すぐ
)
起
(
おこ
)
綴
(
と
)
務
(
つとめ
)
少
(
すくな
)
己惚
(
うぬぼれ
)
得
(
う
)
特長
(
とくちょう
)
拵
(
こしら
)
神武
(
じんむ
)
聊
(
いささ
)
裡
(
うち
)
西鶴
(
さいかく
)
見認
(
みと
)
観得
(
かんとく
)
近松
(
ちかまつ
)
重宝
(
ちょうほう
)
頼母
(
たのも
)
風致
(
ふうち
)
驕慢
(
きょうまん
)
齷齪
(
あくせく
)
得
(
え
)
云々
(
うんぬん
)
五彩
(
ごさい
)
余
(
よ
)
利
(
き
)
到底
(
とうてい
)
善
(
よ
)
回顧
(
かいこ
)
固
(
もと
)
滝
(
たき
)
怠
(
おこた
)
悉
(
ことごと
)
成上
(
なりあが
)
成就
(
じょうじゅ
)
一望
(
いちぼう
)
料簡
(
りょうけん
)
有様
(
ありさま
)