“附添婦”の読み方と例文
読み方割合
つきそい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いいえ、私は患者さんの附添婦つきそいに雇われて居るので御座います。あなた様はまたどうして、こんなところへ御出でになりました?」
好色破邪顕正 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
彼は附添婦つきそいのお豊からレンズを渡されて後あまりに意外な発見に、お豊が眼の前に居ることも打ち忘れて、空想に耽って居たのである。
好色破邪顕正 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
そこで康雄は一伍一什いちぶしじゅうを話した。もとよりお豊に約束したとおり、レンズを自分自身が拾ったことにし、隣家をたずねて、附添婦つきそいから事情をきいたと告げた。
好色破邪顕正 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)