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附添
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つけた
ふりがな文庫
“
附添
(
つけた
)” の例文
お雪は又、
附添
(
つけた
)
して、
仮令
(
たとい
)
倒死
(
のたれじに
)
するとも一旦
嫁
(
とつ
)
いだ以上は親の家へ帰るな、と堅く父親に言い含められて来たことなどを話した。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お俊は、
附添
(
つけた
)
して、母より
外
(
ほか
)
にこの事件を知るものがないと言った。その口振で、三吉には、親戚の間に隠れた
男女
(
おとこおんな
)
の関係ということだけ読めた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それにはあの先輩の経営する雑誌社から月々九円ほどの報酬を出そうと言って来ているとも
附添
(
つけた
)
して小父さんに話した。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「姉さんの姉さんで、ホラ、お杉さんという人が有ったろう。あの人も兄貴の家で亡くなった」と三吉は
附添
(
つけた
)
した。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「なかなか車に乗るという
智慧
(
ちえ
)
は出そうもない——おまけに、一文も持っていない」と正太も
附添
(
つけた
)
した。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
「御出掛ですかッて、
仰
(
おっしゃ
)
いましてね——それじゃ、出直しておいでなさるッて——」とお雪は
附添
(
つけた
)
した。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「もし万一のことでも有りそうでしたら、病院から電報を打つ……医者がそう言ってくれるものですから、私もよく頼んで置いて、一寸
用達
(
ようたし
)
にやって参りました」と三吉は
附添
(
つけた
)
した。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「まるで、ゴツゴツした岩みたような連中ばかりだ」と彼は
附添
(
つけた
)
した。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とK君は笑ひながら
附添
(
つけた
)
した。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
復
(
ま
)
た彼は
附添
(
つけた
)
した。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
附添
(
つけた
)
した。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
附添
(
つけた
)
した。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“附添”で始まる語句
附添婆
附添婦
附添行