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附近
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ちかく
ふりがな文庫
“
附近
(
ちかく
)” の例文
(角右衛門どもの注進で、五郎蔵が乾児を率い、襲って来るやも知れぬ。何を措いても身を隠さなければ! ……では
附近
(
ちかく
)
の林へ!)
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大和路の壺坂寺の
附近
(
ちかく
)
で昔の夢の女——お里に私は
邂逅
(
めぐりあ
)
ったような感じがした。
菜の花物語
(新字新仮名)
/
児玉花外
(著)
……薪左衛門が、過去の罪悪の形見の道了塚を
附近
(
ちかく
)
に持ち、そこへ日参したということは、彼を憂欝にし彼を衰弱させたらしい。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この時まで
附近
(
ちかく
)
の小路の中に、ひそかに
佇
(
ただず
)
み身を隠し、様子を見ていた一人の男が、ツカツカとこの時出て来たのであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「いえ家人を附けまして、
附近
(
ちかく
)
の堂へご案内申し、そこへお置きにござります」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
附近
(
ちかく
)
の農家で飼っていると見え、
家鶏
(
にわとり
)
の啼き声が聞こえて来た。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「この
附近
(
ちかく
)
の野の中に地下へ行く道があるのです」
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ドームの森の
附近
(
ちかく
)
だそうで」
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“附近”の意味
《名詞》
附 近(ふきん 付近)
ある地点に近接する一帯。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“附”で始まる語句
附
附着
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附物
附絡