“近附”の読み方と例文
読み方割合
ちかづき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供のうちから新舞踊ぶようを習わせられ、レヴュウ・ガールとも近附ちかづきのある小初は、こびというねたねたしたものを近代的な軽快な魅力に飜訳ほんやく
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
近附ちかづきニナッタガ、ソノ男ガ云ウニハ、オマエ様ハ天府ノ神ヲ御信心ト見エマスガ、左様デ御座リマスカト云ウカラ、年来妙見宮ヲ拝ストイッタラ、左様デ御座リます
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
仮令たとえございましたとて俗人が存じておりますは、此の坊さん程お近附ちかづきはありませんでげす。その酒屋の隣が甚兵衞のうちでございますから、伊之助はズン/\這入ってまいる。