“博愛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フラタニティ50.0%
はくあい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自由リベルテ平等エガリテ博愛フラタニティと三つの偉大な文字の鋳出されているサンティームの小銭には、何とすりへらされたのが多かったろう。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
フランスの貨幣には小さな十サンティームの銭にまで、自由リベルテ平等エガリテ博愛フラタニティという三つの人類的な標語が鋳出されていた。フランスの人々は大革命このかたこの標語をかかげている。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
めづらしやおたかさま今日けふ御入來おいで如何どういふかぜふきまはしか一昨日をとゝひのお稽古けいこにも其前そのまへもおかほつひにおせなさらずお師匠ししやうさまもみなさまも大抵たいていでないおあんがな一日いちにちうはさしてをりましたとうれしげに出迎でむか稽古けいこ朋輩ほうばい錦野にしきのはなばれて醫學士いがくしいもと博愛はくあい仁慈じんじきこえたかきあに
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)