“錦野”の読み方と例文
読み方割合
にしきの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さへ取(と)りあげもせず錦野(にしきの)が懇望(こんまう)恰(あたか)もよし彼(か)れは有徳(うとく)の醫師(いし)なりといふ故郷(こきやう)某(なにがし)の地(ち)には少(すくな)からぬ地所(ぢしよ)を
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
駿河臺(するがだい)の錦野(にしきの)へと駒下駄(こまげた)直(なほ)さする日(ひ)の多(おほ)かるを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
出(い)でぬ約束(やくそく)の辻(つじ)往(ゆき)つ返(かへ)りつ待(ま)てどもまてども今日(けふ)はいかにしけん影(かげ)も見(み)えず誰(た)れに聞(き)かんもうしろめたし何(なに)とせん必(かなら)ず訪(と)ひ給(たま)ふな我家(わがいへ)知(し)られんは恥(はづ)かしとて丁所(ちやうどころ)つげ給(たま)はねど曩(さき)に錦野(にしきの)にてそれとなく聞(き)きしはうろ覺(おぼ)えながら覺(おぼ)えあり縱(よ)しお怒(いか)りにふれゝばそれまで
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)