“醫學士”の読み方と例文
新字:医学士
読み方割合
いがくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醫學士いがくし細井ほそゐといふ色白いろじろひとにもまりかゝつたに、引違ひきちがへて旦那樣だんなさまのやうな無口むくちさまへ嫁入よめいつてたはうかいふ一時いちじ間違まちがひでもあらう、此間違このまちがひをこのまゝにとほして
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
めづらしやおたかさま今日けふ御入來おいで如何どういふかぜふきまはしか一昨日をとゝひのお稽古けいこにも其前そのまへもおかほつひにおせなさらずお師匠ししやうさまもみなさまも大抵たいていでないおあんがな一日いちにちうはさしてをりましたとうれしげに出迎でむか稽古けいこ朋輩ほうばい錦野にしきのはなばれて醫學士いがくしいもと博愛はくあい仁慈じんじきこえたかきあに
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)