“醫學生”の読み方と例文
新字:医学生
読み方割合
いがくせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醫學生(いがくせい)は肌脱(はだぬぎ)で、うつむけに寢(ね)て、踏返(ふみかへ)した夜具(やぐ)の上(うへ)へ、兩足(りやうあし)を投懸(なげか)けて眠(ねむ)つて居(ゐ)る。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
雨戸(あまど)の中(うち)は、相州(さうしう)西鎌倉(にしかまくら)亂橋(みだればし)の妙長寺(めうちやうじ)といふ、法華宗(ほつけしう)の寺(てら)の、本堂(ほんだう)に隣(とな)つた八疊(でふ)の、横(よこ)に長(なが)い置床(おきどこ)の附(つ)いた座敷(ざしき)で、向(むか)つて左手(ゆんで)に、葛籠(つゞら)、革鞄(かばん)などを置(お)いた際(きは)に、山科(やましな)といふ醫學生(いがくせい)が
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
裏長屋(うらながや)のあるじと言(い)ふのが醫學生(いがくせい)で、内證(ないしよう)で怪(あやし)い脈(みやく)を取(と)つたから、白足袋(しろたび)を用(もち)ゐる、その薄汚(うすよご)れたのが、片方(かたつぽ)、然(しか)も大男(おほをとこ)のだから私(わたし)の足(あし)なんぞ二(ふた)つ入(はひ)る。細君(さいくん)に内證(ないしよう)で、左(ひだり)へ穿(は)いた——で仲見世(なかみせ)へ。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)