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いがくせい
ふりがな文庫
“いがくせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
醫學生
66.7%
医学生
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醫學生
(逆引き)
醫學生
(
いがくせい
)
は
肌脱
(
はだぬぎ
)
で、うつむけに
寢
(
ね
)
て、
踏返
(
ふみかへ
)
した
夜具
(
やぐ
)
の
上
(
うへ
)
へ、
兩足
(
りやうあし
)
を
投懸
(
なげか
)
けて
眠
(
ねむ
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
雨戸
(
あまど
)
の
中
(
うち
)
は、
相州
(
さうしう
)
西鎌倉
(
にしかまくら
)
亂橋
(
みだればし
)
の
妙長寺
(
めうちやうじ
)
といふ、
法華宗
(
ほつけしう
)
の
寺
(
てら
)
の、
本堂
(
ほんだう
)
に
隣
(
とな
)
つた八
疊
(
でふ
)
の、
横
(
よこ
)
に
長
(
なが
)
い
置床
(
おきどこ
)
の
附
(
つ
)
いた
座敷
(
ざしき
)
で、
向
(
むか
)
つて
左手
(
ゆんで
)
に、
葛籠
(
つゞら
)
、
革鞄
(
かばん
)
などを
置
(
お
)
いた
際
(
きは
)
に、
山科
(
やましな
)
といふ
醫學生
(
いがくせい
)
が
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
裏長屋
(
うらながや
)
のあるじと
言
(
い
)
ふのが
醫學生
(
いがくせい
)
で、
内證
(
ないしよう
)
で
怪
(
あやし
)
い
脈
(
みやく
)
を
取
(
と
)
つたから、
白足袋
(
しろたび
)
を
用
(
もち
)
ゐる、その
薄汚
(
うすよご
)
れたのが、
片方
(
かたつぽ
)
、
然
(
しか
)
も
大男
(
おほをとこ
)
のだから
私
(
わたし
)
の
足
(
あし
)
なんぞ
二
(
ふた
)
つ
入
(
はひ
)
る。
細君
(
さいくん
)
に
内證
(
ないしよう
)
で、
左
(
ひだり
)
へ
穿
(
は
)
いた——で
仲見世
(
なかみせ
)
へ。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いがくせい(醫學生)の例文をもっと
(2作品)
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医学生
(逆引き)
それから、五六日過ぎて矢野は、自分のほうの講義がすんでから、二三の同級生がさそうままに、
解剖室
(
かいぼうしつ
)
を見に行った。矢野は
医学生
(
いがくせい
)
ながら
解剖
(
かいぼう
)
というものを始めて見るので、なんとなく気味が悪い。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
いがくせい(医学生)の例文をもっと
(1作品)
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