“フライハイト”の漢字の書き方と例文
語句割合
自由100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は芸術界の絶対の自由フライハイトを求めている。従って、芸術家の PERSOENLICHKEIT(人格)に無限の権威を認めようとするのである。
緑色の太陽 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
そしてやがて、ジヨン・モストの『自由フライハイト』によつて、無政府主義者としての自覚を得、更にアメリカの最上知力者によつて、無政府主義の思想を学びはじめた。
乞食の名誉 (新字旧仮名) / 伊藤野枝(著)
近頃自由フライハイトと読もうとしたことから生じた誤った解釈についてはシャルル・アンドレルが Pages libres「自由なページ」誌(一九〇五年七月八日)に発表した一論文を参照。
絶対の自由フライハイトを要求する僕の態度が間違っていれば、そこから起って来る僕の考索はすべて無価値のものとなってしまうわけである。しかし、これは間違いようのない事に属している。
緑色の太陽 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)