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厄落
ふりがな文庫
“厄落”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やくおと
90.0%
ヤクオト
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくおと
(逆引き)
厄落
(
やくおと
)
しということがある。夢もさっぱり落してしまったらばと、おりおり思う。それでもかれは夢から離れることもできず、夢もまたかれを離さない。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
下女の中にて三郎兵衞を少し
疑
(
うたが
)
ふ者ありしが夫は證據なき事とて是非なく
今年
(
ことし
)
の
厄落
(
やくおと
)
しと
斷念
(
あきら
)
め帳面を
〆切
(
しめきり
)
しが是を
不幸
(
けち
)
の始として只一人の娘に
聟
(
むこ
)
を
撰
(
えら
)
み
跡
(
あと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
厄落(やくおと)の例文をもっと
(9作品)
見る
ヤクオト
(逆引き)
大晦日と、十四日年越しと、節分とは、半月内外の遅速はあるが、考へ方によつては、同じ意味の日で、
年占
(
トシウラ
)
・
祈年
(
トシゴヒ
)
・
左義長
(
トンド
)
・
道祖神祭
(
サヘノカミマツリ
)
・
厄落
(
ヤクオト
)
しなどは、何の日に行うてもよい訣である。
盆踊りと祭屋台と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
厄落(ヤクオト)の例文をもっと
(1作品)
見る
厄
常用漢字
中学
部首:⼚
4画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“厄”で始まる語句
厄介
厄
厄介者
厄年
厄難
厄除
厄払
厄介物
厄日
厄前
“厄落”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
作者不詳
高浜虚子
蒲原有明
林不忘
中里介山
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花
折口信夫