“厄前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくまへ75.0%
やくめえ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四十一の厄前やくまへと聽きましたが、典型的な江戸の大町人で、恰幅の見事な、眼鼻立ちの大きい、美男型といふよりは、むしろ純情型の、誰にでも好かれさうな爽やかな人柄です。
左樣で御座います。御年配は四十そこ/\、まづ厄前やくまへと言ふところで御座いませう。
その若松屋が二年前に女房に死なれて、四十一の厄前やくめえで獨り者だ。