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不幸
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ふしあわ
ふりがな文庫
“
不幸
(
ふしあわ
)” の例文
「お母さんさえ生きていたら、私はこんな女にもならず、ほかの
妹弟
(
きょうだい
)
たちも、あんな
不幸
(
ふしあわ
)
せにはならなかったろうに……」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「まあ、わたしの言ったことばをよく考えてごらん。おまえはわたしといれば
不幸
(
ふしあわ
)
せなことはないよ」と
老人
(
ろうじん
)
は言った。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
不幸
(
ふしあわ
)
せな男と思って、もすこしお話し下さいませんか、もすこし……
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
そうだ、そうなればぼくは天にのぼって、上から母さんや、クリスチーナを見下ろすことができる。神様にたのんで妹を
不幸
(
ふしあわ
)
せにしないようにしてもらうこともできる。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
普通の
境遇
(
きょうぐう
)
の人なら、なんでもない、実父の顔をひと目見るということが、生涯最大な希望になるほど
不幸
(
ふしあわ
)
せな身には、恋にも、同じような恵まれない宿命をもっていた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
わたしも
不幸
(
ふしあわ
)
せな人間であったよ
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“不幸”の解説
不幸
(出典:Wikipedia)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
“不幸”で始まる語句
不幸福
不幸者
不幸な者を