トップ
>
綺
>
いろ
ふりがな文庫
“
綺
(
いろ
)” の例文
それは
唐
(
から
)
の
狻猊
(
さんげい
)
か何かの、
黄金色
(
きん
)
だの
翠色
(
みどり
)
だのの美しく
綺
(
いろ
)
え造られたものだった。畳に置かれた
白々
(
しろじろ
)
とした紙の上に、小さな
宝玩
(
ほうがん
)
は其の貴い輝きを
煥発
(
かんぱつ
)
した。女は其前に
平伏
(
ひれふ
)
していた。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
臣謹んで
俯伏
(
ふふく
)
して命を
俟
(
ま
)
つ、と言辞を飾り、情理を
綺
(
いろ
)
えてぞ奏しける。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“綺”の解説
綺(き)とは、絹織物の一種。紗綾(さや)、平地綾紋織(ひらじ あやもんおり)とも呼ぶ。
糸は経糸と緯糸両方に生糸を用いて織りあがり後に湯に通して練ったもので、地は無紋の平織組織で四枚綾(綾織で緯糸四本ごとに経糸がかかる織り方)で模様を織り出している。
同じ絹織物でも地紋が有ることが多い綾組織の織物に比べると、すっきりと軽やかな印象である。
(出典:Wikipedia)
綺
漢検1級
部首:⽷
14画
“綺”を含む語句
綺麗
小綺麗
綺羅星
綺語
綺倆
常綺羅
綺麗好
狂言綺語
綺紈
綺譚
本朝世事談綺
綺羅
身綺麗
綺羅美
物綺麗
手綺麗
羅綺
綺堂
濹東綺譚
綺麗事
...