夢現むげん)” の例文
そしてそのまま、昏々こんこん夢現むげんの境にはいった頃、兄の姿はまた、前の夜と変りなく、彼の眼に見えた。
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)