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無間
ふりがな文庫
“無間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むげん
82.4%
むけん
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むげん
(逆引き)
「ねえ、あなた、どうかまあ、落着いてくださいよ。霊のいられるところと現世との間に、
無間
(
むげん
)
のへだたりがあるということをですなあ……」
雲の小径
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
帆綱を握つて身を支へ、
眦
(
まなじり
)
を決して
顧睥
(
こへい
)
するに、万畳の
波丘
(
はきう
)
突如として
無間
(
むげん
)
の
淵谷
(
えんこく
)
と成り、船
幽界
(
いうかい
)
に入らむとして又
忽
(
たちま
)
ちに
雲濤
(
うんたう
)
に乗ぜんとす。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
無間(むげん)の例文をもっと
(28作品)
見る
むけん
(逆引き)
や。行は一念十念むなしからずと信じて。
無間
(
むけん
)
に修すべし。一念なおむまる。いかにいわんや多念をや
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
無間
(
むけん
)
の地獄に堕ちるように、
聖道門
(
しょうどうもん
)
のほうではいうが、われわれ他力本願の念仏行者は、決して悪人といえども、それがために、憎むこともできない、避ける必要も持たない。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
無間(むけん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“無間”の意味
《名詞》
絶え間のないこと。ひっきりなしであること。
無限地獄の略。
無間の鐘の略。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“無間”で始まる語句
無間地獄
無間断
無間勝間
無間山
無間奈落
検索の候補
無間地獄
無間断
大無間
小無間
無間山
無間勝間
無間奈落
無有入於無間
神兮長有有無間
無頼仲間
“無間”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
作者不詳
木下杢太郎
三上於菟吉
小栗虫太郎
中里介山
直木三十五
南方熊楠
上田敏
蒲原有明