“見限”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みき61.1%
みきり16.7%
みかぎ16.7%
ミキ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてこの両者をはじめ、心ある朝臣たちも、こんなことを伝え聞いて、そろそろ何進の人間に見限みきりをつけだして離れてしまった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして女の跡を追うて、此処ここへ来た頃には、かみさんまで実家さとへ返して、父親からは準禁治産の形ですっかり見限みきりをつけられていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
抜けるような綺麗な頸足えりあしをして、ひやつくような素足をして、臆面もなく客へ見せて、「おや、近来ちかごろ見限みかぎりね」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「23」はその晩の二十三に見限ミキりをつけてキャジノを出ようとしていました。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)