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みかぎ
ふりがな文庫
“みかぎ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
見限
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見限
(逆引き)
抜けるような綺麗な
頸足
(
えりあし
)
をして、
冷
(
ひや
)
つくような素足をして、臆面もなく客へ見せて、「おや、
近来
(
ちかごろ
)
お
見限
(
みかぎ
)
りね」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
したがって詩とか哲学とかいう文字も、月の世界でなければ役に立たない夢のようなものとして、ほとんど一顧に
価
(
あたい
)
しないくらいに
見限
(
みかぎ
)
っていた。その上彼は
理窟
(
りくつ
)
が
大嫌
(
だいきら
)
いであった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
夫
(
それ
)
でペリカンの方でも
半
(
なか
)
ば余に
愛想
(
あいそ
)
を尽かし、余の方でも半ばペリカンを
見限
(
みかぎ
)
って、此正月「
彼岸過迄
(
ひがんすぎまで
)
」を筆するときは又
一
(
ひ
)
と時代退歩して、ペンとそうしてペン
軸
(
じく
)
の旧弊な昔に逆戻りをした。
余と万年筆
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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