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かぎっ
ふりがな文庫
“かぎっ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
限
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
限
(逆引き)
何となれば今まで随分
晩餐
(
ばんめし
)
の二度
食
(
ぐい
)
なんぞを
遣
(
や
)
っても平気だったもの。あの時に
限
(
かぎっ
)
てこんなに遣られたのは何か外に原因がありはせんかと思う。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
左
(
さ
)
ればとて本塾の生徒に
限
(
かぎっ
)
て粗暴な者が多いでもなし、一方から見て幾分かその気品の高尚にして男らしいのは、虚礼虚飾を脱したその
功徳
(
くどく
)
であろうと思われる。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
それを、今夜に
限
(
かぎっ
)
て、平気で聞いているお勢どのの心持が解らない、と怪しんでいる間も有ればこそ、それッと炭を
継
(
つ
)
ぐ、吹く、起こす、
燗
(
かん
)
をつけるやら、
鍋
(
なべ
)
を懸けるやら、
瞬
(
またた
)
く間に酒となッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
爰
(
ここ
)
に西洋流義に不思議なるは男女の間柄で、男女
相互
(
あいたがい
)
に軽重なく、
如何
(
いか
)
なる身分の人でも一夫一婦に
限
(
かぎっ
)
て居ます、
是
(
こ
)
れ
丈
(
だ
)
けは西洋の特色で
御座
(
ござ
)
ると
云
(
い
)
う所を持込んだ所が
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
左
(
さ
)
れば大阪に
限
(
かぎっ
)
て日本国中
粒選
(
つぶえり
)
のエライ書生の居よう
訳
(
わ
)
けはない。又江戸に限て日本国中の鈍い書生ばかり居よう訳けもない。
然
(
しか
)
るに
何故
(
なぜ
)
ソレが違うかと云うことに就ては考えなくてはならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
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