“極限”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きはみ33.3%
きよくげん33.3%
リミツト33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしこの粗、穿うがつらぬくにいたらずば、必ず一の極限きはみあり、密こゝにこれをはゞみてそのさらに進むをゆるさじ 八五—八七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ある極限きよくげんまではかくして大陸たいりく浮動ふどうさゝへてゐるけれども、つひさゝれなくてあるひはなしたりあるひゆびつたりして平均へいきんやぶれ、したがつて急激きゆうげき移動いどうおこるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
予は藝術を△Illusion+△Connaissance といふものの極限リミツトとして觀相しようと常々思つてゐるのである。もとの美學は唯藝術の假感の極限の場合をのみ論じて居るやうに見える。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)