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種痘
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しゆとう
ふりがな文庫
“
種痘
(
しゆとう
)” の例文
三月
(
さんぐわつ
)
のはじめ、
御近所
(
ごきんじよ
)
のお
醫師
(
いしや
)
に
參
(
まゐ
)
つて、つゝましく、しをらしく、
但
(
たゞ
)
し
餘
(
あま
)
り
見榮
(
みばえ
)
のせぬ
男
(
をとこ
)
の
二
(
に
)
の
腕
(
うで
)
をあらはにして、
神妙
(
しんめう
)
に
種痘
(
しゆとう
)
を
濟
(
す
)
ませ
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“種痘”の解説
種痘(しゅとう)とは、天然痘の予防接種のことである。ワクチンを皮内に接種する。今日ではY字型の器具(二又針)に付着させて人の上腕部に刺し、傷を付けて皮内に接種する手法が一般的である。1980年に天然痘ウイルスは撲滅され、自然界に存在しないものとされているため、1976年を境に日本では実施されていない。
(出典:Wikipedia)
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
痘
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
“種痘”で始まる語句
種痘法
種痘痕