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相
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しょう
ふりがな文庫
“
相
(
しょう
)” の例文
漢の鄒陽の上書中に、燕人蘇秦が他邦から入りて燕に
相
(
しょう
)
たるを
悪
(
にく
)
み讒せしも燕王聞き入れず、更に秦を重んじ
駃騠
(
けってい
)
を食わせたとある。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
わけても、陣中常に赤い甲冑を着て通った武騎校尉
曹操
(
そうそう
)
も、功によって、
済南
(
さいなん
)
(山東省・黄河南岸)の
相
(
しょう
)
に封じられたとのことであった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
英国の霧消散実験では、チャーチルが燃料
相
(
しょう
)
にメッセージを発し、主な実験には、夜中でも大臣が立会った。
硝子を破る者
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
夏の王、
相
(
しょう
)
を亡ぼして天子の位を奪つたが、後、臣寒
浞
(
さく
)
に殺された。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そのほか、済北の
相
(
しょう
)
、
鮑信
(
ほうしん
)
、
字
(
あざな
)
は
允誠
(
いんせい
)
とか、西涼の
馬騰
(
ばとう
)
とか、北平の
公孫瓚
(
こうそんさん
)
とか、宇内の名将猛士の名は雲の如くで、袁紹の兵は到着順とあって、第十七鎮に配せられた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
即ち、その時から彼は
平原
(
へいげん
)
の
相
(
しょう
)
として、ようやく、一地方の相たる
印綬
(
いんじゅ
)
を帯びたのだった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袁紹も、公孫瓚も、同日に兵馬をまとめて、おのおの帰国したが、その後、公孫瓚は、長安へ感謝の表を上せて、そのついでに、劉備玄徳を、
平原
(
へいげん
)
の
相
(
しょう
)
に封じられたいという願いを上奏した。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“相”の意味
《名詞》
(あい)相づちを打つこと。
(あい)酒の相手をすること
(あい)共謀すること。また、その仲間。
(あい)あいこ
(ソウ)姿。外見。顔つき。
(ソウ)運勢や吉凶の兆し。
(ショウ)宰相。大臣。
(シャン)象棋の駒の一つ。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“相”を含む語句
形相
相応
相撲
相対
相見
相互
相違
相貌
相識
面相
相合
相伴
相成
相済
相好
相談
相当
相棒
相手
相應
...