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『帝展を見ざるの記』
ふりがな文庫
『
帝展を見ざるの記
(
ていてんをみざるのき
)
』
夏休みが終って残暑の幾日かが続いた後、一日二日強い雨でも降って、そしてからりと晴れたような朝、清冽な空気が鼻腔から頭へ滲み入ると同時に「秋」の心像が一度に意識の地平線上に湧き上がる。その地平線の一方には上野竹の台のあの見窄らしい展覧会場もぼ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
芸術・美術 > 絵画 > 絵画
初出
「中央美術」1920(大正9)年11月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
相
(
フェース
)
衝動
(
インパルス
)
平均
(
アヴェレージ
)
清水
(
きよみず
)
六
(
むつ
)
飽和
(
サチュレート
)
百穂
(
ひゃくすい
)
或
(
あ
)
強度
(
インテンシチー
)
芋銭
(
うせん
)
清冽
(
せいれつ
)
湯女
(
ゆな
)
灯影
(
ほかげ
)
石人
(
せきじん
)
竹
(
たけ
)
有
(
も
)
見窄
(
みすぼ
)
譬
(
たと
)
這入
(
はい
)
障礙
(
しょうがい
)
高陽
(
こうよう
)
麦僊
(
ばくせん
)
鼻腔
(
びこう
)
龍子
(
りゅうし
)
大抵
(
たいてい
)
且
(
か
)
両
(
ふた
)
些細
(
ささい
)
他所
(
よそ
)
勉
(
つと
)
午
(
ひる
)
台
(
だい
)
咎
(
とが
)
型
(
タイプ
)
深草
(
ふかくさ
)
寝惚
(
ねぼ
)
屏風
(
びょうぶ
)
徒
(
いたず
)
打
(
ぶ
)
捗々
(
はかばか
)
擱
(
お
)
書割
(
かきわり
)
一力
(
いちりき
)
林檎
(
りんご
)