“一力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちりき80.0%
ひとりき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その料理店の名はたしか一力いちりきとか云いました。すべてがぼんやりして思い出すとまるで夢のようであります。
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それからゴーホを煮しめたとでも云ったしょうな「深草ふかくさ」や、田舎芝居の書割かきわりを思い出させる「一力いちりき」や、これらの絵からあらを捜せばいくらもあるだろうし
帝展を見ざるの記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
と言って、一力ひとりきみ道庵が力みますと、お雪ちゃんがまた
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)