“強度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうど25.0%
インテンシチー25.0%
インテンシティ25.0%
インテンシテイ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道端みちばたに、粗末そまつなが建物たてものがあって、まどいていると、がるようにして、りょう一はとおりました。うすにごったような仕事しごとべやに、青白あおじろが、強度きょうどねつえていました。
僕が大きくなるまで (新字新仮名) / 小川未明(著)
それはたとえて云わば、無限に向かって進んで行く光の「強度インテンシチー」のようなものではあるまいか。無限の空間に運動している物の「運動量モーメンタム」のようなものではあるまいか。
帝展を見ざるの記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それと同時にまた一歩進んで適当な雑音の插入そうにゅうがいっそうこの沈黙の強度インテンシティを強めることもわかって来た。
映画芸術 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
近いピストルの音と遠いピストルの音との差は、単なる強度インテンシテイの差でなくて著しい音色チンパーの差である。
耳と目 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)