“插入”の読み方と例文
新字:挿入
読み方割合
そうにゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物語の筋はむしろ簡単であるが、途中に插入そうにゅうされたいろいろのエピソードで「映画的内容」がかなり豊富にされているのに気がつく。
映画雑感(Ⅳ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そして彼は元気な朴訥ぼくとつさをもって、また地勢についての賢明な叙述——(その叙事詩的な物語の中に変梃へんてこ插入そうにゅうされる)
それにたいていルバイヤットの詩句を插入そうにゅうしました。
人間失格 (新字新仮名) / 太宰治(著)